は
2011年05月12日 22:11
久々の三味ぺディア。今回は2つの項目をエントリーします。
まずは、鳩胸。
三線も三味線も、その部位の名前にもこれまでもご紹介してきたとおり、人間の体の部位だったり、あるいは、天文的なものだったり、その多くが、身の回りの何かに例えられて名づけられており、まさに“いとをかし”である。
さて、その名の通り、この鳩胸。
文字通り、鳩の胸に例えられて付けられているが、これも、沖縄の三線と、日本の三味線では、場所が違うので要注意!!
上記画像の通り、棹とチーガの接合部分の、棹が湾曲していく部位を指す。三線の場合、裏側のカーブの部分を“鳩胸”といい、表側は“野坂”という。
ところが、日本の三味線の場合、
なんと、逆になってしまう!!
表側を“鳩胸”といい、裏側は“猿尾”となる。
まさに、沖縄の人と本土の人とで、鳩の胸にみえる、その見え方が違うといえばそれまでだが、このように両者で名称の付け方に差異があるとは、面白いところである。
ここで、ややこしいのが、三線にも“猿尾”と呼ばれる部分があり、下記の画像。。。
まさに、チーガから出ている棹のしっぽの部分である。
猿尾の項も参考に。。。
まずは、鳩胸。
三線も三味線も、その部位の名前にもこれまでもご紹介してきたとおり、人間の体の部位だったり、あるいは、天文的なものだったり、その多くが、身の回りの何かに例えられて名づけられており、まさに“いとをかし”である。
さて、その名の通り、この鳩胸。
文字通り、鳩の胸に例えられて付けられているが、これも、沖縄の三線と、日本の三味線では、場所が違うので要注意!!
上記画像の通り、棹とチーガの接合部分の、棹が湾曲していく部位を指す。三線の場合、裏側のカーブの部分を“鳩胸”といい、表側は“野坂”という。
ところが、日本の三味線の場合、
なんと、逆になってしまう!!
表側を“鳩胸”といい、裏側は“猿尾”となる。
まさに、沖縄の人と本土の人とで、鳩の胸にみえる、その見え方が違うといえばそれまでだが、このように両者で名称の付け方に差異があるとは、面白いところである。
ここで、ややこしいのが、三線にも“猿尾”と呼ばれる部分があり、下記の画像。。。
まさに、チーガから出ている棹のしっぽの部分である。
猿尾の項も参考に。。。