2011年05月12日

三線猿尾



鳩胸の項も参考にされたし。

三線において、“猿尾”は上記の通り、チーガから出ている棹のしっぽの部分。ここを猿尾と呼ぶ。

ところが、日本の三味線においては、下記の画像の部分を猿尾という。

三味線鳩胸・猿尾



三味線の猿尾にあたる部位を、沖縄の三線では、鳩胸という。

ここいらあたり、沖縄と本土で、感性の違いが出て面白い。。

中子先


ちなみに、三味線のこの部分は、中子先(ナカゴサキ)という。
中子については、また次回に!!

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2010年03月11日

さわりUP


さて、今日は“さわり”について。
このさわりは三線にはなく、本土の三味線には必ずある装置。

写真のように、通常三味線というのは、上駒(三線でいうところの唄口、ギターでいうナット)から、1の糸(一番太い&低い糸)が外されている。これは、その先にある谷→山があり、この山の部分に糸が微妙に“触る”ように作られている。ここの部分をさわりという。このさわりにより、三味線の音色は、“ビヨーーーン”と共鳴した音になる。下の2の糸、3の糸を弾いても1の糸が微妙に共鳴していることで、三味線独特の音色が確立されることになる。ただし、このさわりは糸のテンション、すなわち調弦によって左右されてしまう。あまり、糸を張りすぎるとさわりが効かなくなる。

そのため、民謡等で使用される三味線は、歌い手の声の高低に応じて、三味線の調弦を変化させる必要があるため、糸のテンションの高低に影響を受けずに発明されたのが東さわり(あずまさわり)である。
東さわり表


上記の画像は津軽三味線の東さわり。上駒から1の糸が外されていないが、その代わりに、その先に四角い突起があり、これが糸に触って共鳴する。

東さわり裏


裏側には、このようにネジがあって、このネジを調整することにより、突起の高さを可変させることが出来る。東さわりについては、また別項にて。

このさわりのありなしが、楽器の構造的にはほとんど同じにも関わらず、三線と三味線の決定的な音色の違いとなっている。

このさわりは、1の糸の音から完全8度(オクターブ上)、完全4度(ド→ファ)、完全5度(ド→ソ)で共鳴する。つまり、オクターブなら、3の糸、4度なら本調子の2の糸、5度なら2上げの2の糸の音である。このことを利用して、津軽の演奏家等は、さわりの効き具合を聴きながら調弦を仕上げていくという技術もあるという。

この独特な“ビヨーーーーーーン”というさわりの音。
そもそも、三味線の祖先である三線には付いていなかったものが、なぜ、本土に入ってきてから付いてしまったのか?これには諸説が、続きを読む

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2010年03月10日

さて、今回は、まさしく、三絃(もしくは三弦)

この三味ペディアでは、その言葉の本質に迫ってみたいと思う。

先日、いきつけのBarで、一人でしっぽりと飲んでいたら、カウンターの反対側で、女性と小粋に飲んでいらした、このBarの常連さん・通称“社長”(非常にわかりやすいが、この人は三國連太郎のようなダンディな紳士)さんから声を掛けられた。。。。

下記のような会話が、、、、

========
社長:「おーい大将!」(大将とはどうやら私のことらしい)

わたし:「はい、すみません、お声もかけずに。。。」

<社長が反対側から、私の席に向かってくる。店内のコンポでは、社長が持ち込んだとおぼしき、“とっても昭和な歌謡なコンピレーション(社長自身の編集盤CD-Rだ)”のCDのトラック11の、吉田拓郎の“落陽”がかかっている。>

社長:「大将なら知ってるよな、、、“ことさんげん”ってどういう字書く?」

わたし:「実際、書きましょうか?」

<私、鞄からメモ帳とペンを取り出して、“琴三絃”と漢字を書く>

わたし:「本当は、お琴も、“箏”って字なんでしょうけど、“琴”って字も最近ではフツーに・・・・」

社長:「やっぱり、大将知ってたか!!これって、糸へんと弓へんとであるじゃない。。。」

わたし:「あ、そうですね、でも、三味線は糸だから、、弓へんのはバイオリンとか、、、」

社長:「そうなんだよ!やっぱ、大将知っているよな!こっち“弓へん”のは管弦楽とかので使う字なんでしょ。そうなんだよな!」

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その後、“社長”はカウンターの向こう側で、携帯電話を気にしている女性のもとに戻り、あっというまにチェックを済ませ、二人でお店をあとにした。。。。。


残った私は、自らが書いたモールスキンの手帳の字面らを見ながら、
うーーーん、はたして、糸へんと弓へんの相違は、そういうことでよかったのか?
大変無責任ではあるが、このことについて、考察してみようと考えてみたわけであります。。。。

さて、このメモ帳に記された、“琴三絃”の三絃。。。。

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shamipedia at 20:46  mixiチェック
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