2009年07月

2009年07月09日

長唄の糸巻き













三味線の天神部分に組み込まれる部品で、調弦に欠かせない重要なパーツ。三線では、からくい、ムデと称される。
日本の三味線においては、座金と呼ばれるリング上の金具が、糸巻き装着部分に組み込まれ、調弦時のスムースさについて改良されてきた歴史がある。沖縄の三線においては、一般的には座金はなく、からくい装着部分の穴の大きさを個別に調整する必要がある。

材質は、主に黒檀、紅木等が用いられ、高級な三味線では、象牙等も使用される。最近の津軽三味線では、透明なクリスタル製のものもあり、ルックスを華やかに彩っている。三線では、主に、棹で用いられる黒檀、黒木が多い。

三味線では、糸巻きの表面の加工について、素六と面取りという2種類の加工が施される。

通常、天神を表にみて、左側に1本、右側に2本が配置され、右側上段が1の糸、左側が2の糸、そして右側下段に3の糸を、それぞれ結びつける。

三線の糸巻き(カラクイ)













沖縄の三線では、これが、1の糸、3の糸が逆になる。。。。


左側上段には、3の糸(女弦<ミージル>)、左側下段には、1の糸(男弦<ウージル>)が配置される。

津軽の糸巻き













さらに、津軽三味線では、一部、写真のような配置になることがある。(流派によるらしい。)


左側上段に1の糸、そのまま下におりて、左側下段に2の糸。そして、右側に3の糸。
なぜこのような配置になったのかは定かではないが、津軽三味線の歴史的背景に起因していることが、よく話に出てくる。いにしえの津軽三味線奏者は、盲目の方が多く、調弦のしやすさから、このような配置になったという説である。
流派、地域によっては、通常の配置の場合もあり、三味線屋さんによって、糸穴の開け方を変えている製造元の努力もあるらしい。

ちなみに、この配置でいくと、三線と津軽三味線では全く糸の位置が合致せず、どちらも演奏する弾き手にとっては悩ましい限りである。


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2009年07月01日

このサイトは、株式会社ブルーズマン・ジャパンによって運営されています。これから、三味線や三線を初めてみたい方や、既に、演奏をされている方でも、一読していただいて、ほほほう、なるほど、というような、三味線/三線にまつわる、部品や、独特な言葉や、歴史等を伝えていきたいと考えています。

あくまで、用語集ですので、クールに、そして、ちょっと面白く書いていこうと思います。

まだまだ三味線/三線について、すべてを知り尽くしているわけではないので、至らない部分があるかと思いますが、どんどん、コメントをいただき、皆様と一緒に作っていきたいと思います。

株式会社ブルーズマン・ジャパン
代表 古田将幸


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